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GLIM00005 チロシンキナーゼ阻害剤CGP57148BはBCR-ABL陽性細胞の増殖を選択的に阻害する
関連文献紹介
- 【文献No】
- GLIM00005
- 【標題】
- CGP 57148, a tyrosine kinase
inhibitor, inhibits the growth of cells exprssing BCR-ABL, TEL-ABL,
and TEL-PDGFR fusion proteins
チロシンキナーゼ阻害剤CGP57148BはBCR-ABL陽性細胞の増殖を選択的に阻害する
- 【著者名】
- Carroll M. et al
- 【雑誌名】
- Blood 90(12)4947-4952, 1997
- 【抄録】
- CGP57148は2-フェニルアミノピリミジン系化合物の1種であり、ABLのチロシンキナーゼ活性および血小板由来増殖因子受容体(PDGFR)タンパク質チロシンキナーゼを選択的に阻害する。これまで我々は、CGP57148がp210BCR-ABL発現細胞を選択的に死滅させることを明らかにしている。これらの観察をさらに発展させる目的で、我々は今回、これ以外の活性化ABLチロシンキナーゼであるp185BCR-ABLおよびTEL-ABLなどをCGP57148が阻害できるかを検討した。ABLのチロシンリン酸化を細胞ベースのアッセイ法で分析した時、p210BCR-ABLの試験で報告された濃度と同等の濃度でABLキナーゼ活性の阻害が認められた。この化合物のin
vitroでの性質と一致するように、活性化ABLタンパク質チロシンキナーゼを発現している細胞の増殖は、外因性の増殖因子が存在しない時に阻害された。このような増殖阻害は、フィラデルフィア染色体陽性の急性リンパ性白血病(ALL)患者から作成された、p185BCR-ABL陽性ALL細胞株の場合も観察された。CGP57148はPDGFRキナーゼを阻害することから、我々は活性化PDGFRチロシンキナーゼであるTEL-PDGFRを発現している細胞も、この化合物に感受性があることを明らかにした。これらのことから、この化合物が様々なBCR-ABL陽性白血病治療、またTEL-PDGFR融合タンパク質を持つ慢性骨髄単球性白血病患者といった部分集団の治療にも有効である可能性がある。
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