慢性骨髄性白血病
慢性骨髄性白血病の検査
慢性骨髄性白血病(CML)が疑われた場合、まず血液検査を行い、さらに骨髄液を採取してCMLに特徴的にみられる細胞を検索します。
1.血液検査
血液を採取して、顕微鏡で各成熟段階の血液細胞数を顕微鏡で計測します。
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著明な白血球増加が認められます。
・芽球から成熟好中球までの各成熟段階の好中球が認められます。
・好塩基球の増加は特徴的です。
- 貧血は軽いか、または見られない場合も多く、進行すると貧血がひどくなります。
- 患者さんの30~50%に血小板増加が認められます。
2.骨髄の検査
局所麻酔をして骨髄に針を刺し、骨髄液を吸引します、これを骨髄穿刺(こつずいせんし)と呼びます。骨髄液の中の細胞を顕微鏡で調べます。また、骨髄組織を直接採取して調べる骨髄生検という方法もあります。
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主に幼若期から成熟した各段階の顆粒球の増加が認められます。
・好中球が主体ですが、好酸球や好塩基球、巨核球の増加もみられます。
3.染色体検査
骨髄細胞を用いて行います。2の検査で採取した骨髄液を使って行います。
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フィラデルフィア(Ph)染色体が認められます。慢性骨髄性白血病の大きな特徴です。この染色体についてはあとで詳しく述べます。
※染色体・・・ヒトの設計図であるDNAが集まってできています。ヒトの場合、23対46個の染色体が存在します。
4.遺伝子検査
- bcl-abl融合遺伝子が認められます。この遺伝子が作り出す異常蛋白質が慢性骨髄性白血病の発症原因と考えられています。この遺伝子についてもあとで詳しく述べます。
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フィラデルフィア(Ph)染色体、bcr-abl融合遺伝子について